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story battle_humter_jeiku { friend = sc1 fight = on if(yet(battle_humter_jeiku) inBattle(jeiku, t_elf3) == 1 isSameArmy(jeiku, t_elf3) == 0 inPower(p9, jeiku) == 1 inPower(p12, t_elf3) == 1) { event(battle_humter_jeiku) } } event battle_humter_jeiku { stopBGM() scroll(t_elf3) playBGM(doukutsu) wait() talk(t_elf3, ……ジェイク翁。@あなたほどの人がいながら、$このような無益な争いを止められなかったのですか。) scroll(jeiku) wait() talk(jeiku, ……久しいな、ヒュンター殿。#本当に久しい。) talk(jeiku, 儂はこうも老いたが、エルフというのは変わらぬな。@あの頃とまったく同じ姿だ。) scroll(t_elf3) talk(t_elf3, ………) scroll(jeiku) talk(jeiku, だが時代は変わった。@儂は単于に従う一人の将であり、$単于の意思はすなわち沼に生きる穹廬奴の民全ての意思。) talk(jeiku, 儂はそれに従っておるだけよ。@それが世の流れと言うことであろう。) scroll(t_elf3) talk(t_elf3, それは世を炎に包む流れです。@大陸を、この森を、そしてあるいは、$きっとあなたの故郷の沼も。) talk(t_elf3, 止めるべき流れでした。@あなたにはそれだけの知恵も力も有ったはず……) scroll(jeiku) talk(jeiku, そうかもな。@だが残念ながら穹廬奴という民は、$もとよりこういう風に生まれついているらしい。) talk(jeiku, 戦いたいのだ。@血を流したいのだ。@何かを壊し、滅ぼしたいのだよ。) talk(jeiku, そしてどうやら……#儂もきっと、そうなのだ。) scroll(t_elf3) talk(t_elf3, ……!) scroll(jeiku) talk(jeiku, この枯れた老躯の奥底にも、$戦いを望む穹廬奴の魂が埋火のごとく燃えておる。) talk(jeiku, あるいは儂も、望んでいたのかもしれん。@こうして戦いの中に生き、戦いの中に死ぬことを。) scroll(t_elf3) talk(t_elf3, ……もっと穏便な趣味をお持ちなさいな。@花はどうです。@野菜を育てるのも楽しいものですよ。) scroll(jeiku) talk(jeiku, ……#戦い飽きて、剣を持つ気も失せたならば。@あるいは、それもいいかもしれぬな。) scroll(t_elf3) talk(t_elf3, ……その時は、百合をいくらかお分けしますよ。) erase() playBGM() } ヒュンターは何だかんだで真面目なときは真面目な人だと思っています。 いいね! こういうの増えてほしい -- 名無しさん (2013-06-25 08 12 20) ヒュンター何歳なんだ?w トカゲも某戦闘民族的なアレで肉体が若い時期が長そうな気がするが -- 名無しさん (2013-06-25 14 14 30) ジェイク翁。あなたほどの人がいながら、このような無益な争いを止められなかったのですか。 鬼畜エルフを止められなかったお前が言うな。 -- 名無しさん (2013-06-25 15 44 04) 面白い!こういうの俺は好きだよ ジェイク先生の人柄とリザードの野性、両方とも損なってなくてすばらしい! -- 名無しさん (2013-06-26 02 23 32) t_elf3がただの変態から亀仙人みたいになってくな -- 名無しさん (2013-06-26 20 55 02) これ最高だった 今はないんだよね -- 名無しさん (2024-01-26 09 13 20) 名前 コメント
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フェリル国、ファルシス騎士団、ローイス水軍の3つが合併した国 シナリオ6の最終決戦Ⅱでフェリル国がファルシス騎士団とローイス水軍に隣接した際に起きる 同盟を両方と結んだ瞬間からできる(フェリル国でやる場合は強制的に同盟) 連合のリーダーは初めに選んだ国によって変わるのだが、フェリル国が隣接しないといけないため ローイス水軍とファルシス騎士団でこのイベントを起こす場合はセーブロード必須 そしてフェリル国以外だと連合ができた瞬間に何故かフェリル国のOPが流れる -- 名無しさん (2010-06-28 12 43 54) まあフェリル国でやる場合もファルシス騎士団なんかはしょっちゅう1,2ターンで潰れるからセーブロードは必須だけどな -- 名無しさん (2010-06-28 22 06 22) 騎士団はゴブリン相手だと半々、アルテナ・ウルスにやられることは滅多にないけど オステア国がきたら100%終わる -- 名無しさん (2010-06-28 22 22 10) 更新によりブレア東が中立地となったため、結成難易度は格段に減った。 ファルシス騎士団でやっても比較的簡単に結成出来る。 -- 名無しさん (2010-08-28 17 19 01) 連合を組んだ後はルルニーガやアスターゼを回収しつつ、西に進んでルウェンダー経由でセレン・オルジンを拾うといい。そこからホルス→イオナのルートも開く -- 名無しさん (2010-08-28 17 59 58) 同盟する前はそれぞれなかなか窮地だけど(水軍はそこまででもないけど;;) 同盟してしまえば、余裕かな? -- 名無しさん (2010-08-29 20 50 08) せっかく連合結成しても、CPUだと実力を発揮できずゴブリンに潰されてることがある. -- 名無しさん (2011-04-06 19 03 04) ↑↑余裕と言うほどではない 連合結成したといってもナイアラ相手にまともに戦える人材は少ない イナゴ必須 -- 名無しさん (2011-04-06 21 52 49) 雇用連鎖がすごい(三ヶ国の連合なんだから当たり前だが) ゴブリン、オステア、アルナス、パクハイトどこを潰しても大抵の人材を吸収可能 なぜ死霊が出る前に連合しなかったのかが悔やまれるところ -- 名無しさん (2011-08-17 00 06 11) 史実ルートでは騎士団とまでは統合できたものの その後ゴブリンに敗退、ルーニック島へ追い詰められた所で和睦している -- 名無しさん (2011-08-17 00 55 42) リーダーにできる一般ユニットの種類が多い ソルジャー、ボウマン、ナイト、パイレーツの4種類なので連合前の勢力全てのユニットがリーダーにできると言ったところか -- 名無しさん (2012-02-05 14 25 56) ファルシス以外でプレイすると連合結成前にファルシスが滅ぶんだけどこれどうすれば良いの? -- 名無しさん (2012-04-08 17 05 25) ロードを繰り返すしかない ファルシスどうしてすぐしんでしまうん? -- 名無しさん (2012-04-08 17 39 40) 侵攻はおろか防衛すらまともにできないからな 大抵2ターンで天に召される -- 名無しさん (2012-04-08 17 55 21) ルーニックで騎兵って最悪の立地じゃね?北も南も海から開始。 -- 名無しさん (2012-04-08 22 15 58) CPUが連合結成させたところを見たことがない -- 名無しさん (2012-04-09 13 58 36) ある意味オールスター勢力 個性のある面子ばかりで使っていて面白い -- 名無しさん (2012-05-14 15 34 01) 結成さえできれば割と強い。結成さえできれば… とか思っていたらCPUだと結成しても資金難に陥ってゴブリンに負けたりする。 -- 名無しさん (2012-05-14 19 12 24) ローイス水軍プレイだとはじめから諦めた方が無難である 下手すればフェリル国でも諦めたほうがいいかもしれない -- 名無しさん (2012-05-14 19 20 54) フェリルでファルシス保護に成功、行けると思ったらローイスが何故かパーサで暴れててダメだったw -- 名無しさん (2012-05-14 22 30 05) これ半分運ゲーだよな ノーロードで組める気がしない -- 名無しさん (2012-05-15 15 20 25) S6のファルシス救済のための連合なんだろうがファルシスプレイ以外だと組める気がしない なぜならCPUファルシスがゴブリン相手に1ターンも防衛できないから -- 名無しさん (2012-06-13 03 19 48) ホアタとればゴブはこっち警戒してルーニック攻めにくくなるから十分組める。問題はゴブよりアルナスでこっちは急ぐしかない -- 名無しさん (2012-06-13 09 16 11) どんなにロード繰り返してもローイス水軍が1ターン目に死霊に滅ぼされる… -- 名無しさん (2012-08-22 14 36 30) 多分ルーネンの弱体化のせい -- 名無しさん (2012-08-22 14 37 45) ルーネン弱体化はあんまり関係ない、どっちみち勝てないから 初手で滅ぶ場合はロード繰り返すより、新規ゲームで死霊よりローイス水軍が先に行動するまで粘るべき うまく先に動いて中立確保してくれれば何ターンかは生き延びる 連合結成できなければ早晩滅ぶ運命は変えられないが -- 名無しさん (2012-08-22 15 17 47) ぶっちゃけ連合が必要になるのはファルシスだけで他の二国は連合なしでも十分統一できる むしろVS死霊を考えるとフェリル国は連合組まない方が楽だと思う アイアン先生が死んでアースウォール無双ができなくなるしね -- 名無しさん (2012-09-14 10 43 29) あれ?アイアンさんはどのみち寿命で戦没するんじゃなかったか? -- 名無しさん (2012-09-14 11 27 55) S6を何回も観戦したがフェリル国なら同盟なしでも大フェリルに負けることはない しかし正史だと連合結成してもやられたんだよな ゴブリンどもは一体どんなチートを使ったのやら -- 名無しさん (2012-09-16 22 45 10) 使っていて一番面白い勢力かもしれない 使えるユニットが様々で雇用範囲も広く各勢力のごった煮感が何とも心地良い 格好良いイベントも付いたので是非たしかみてみろ -- 名無しさん (2012-09-26 00 13 28) 大フェリルを滅ぼすと全ゴブリンを吸収することが多く「フェリル大連合」みたいな勢力になっている -- 名無しさん (2012-10-26 16 05 04) とりあえずファルシスと同盟を組めさえすれば何とかなる 水軍は死霊に攻めらてたとしても海上での機動力で粘り防衛することもあるが 騎士団はゴブリンに攻められると絶対に滅ぶ 大フェリルよりフェリル国のターンが遅かった場合は諦めてやり直そう -- 名無しさん (2012-10-26 16 38 19) s6クリアしたのにエンディングなくて寂しいな -- 名無しさん (2013-05-29 01 13 00) 連合組もうと頑張ってたら、ニート一味がシャンタル島で颯爽と蜂起しやがってアウト。 なんて迷惑なw -- 名無しさん (2013-09-28 23 09 32) ファルシスと組む意味ってあるのかなと割と本気で思う 地形のせいで対ゴブリンだと全然役に立たないし死霊の相手などもっての他 ぶっちゃけあんまり旨みないよね -- 名無しさん (2013-09-29 13 51 47) 騎馬ってだけで十分役立たないかなぁ 正面おとりにして横から突撃かけてやればリチムクも瞬殺だぜ -- 名無しさん (2013-09-29 14 47 01) アイアン先生の残したマジシャンは全滅させないように気をつけよう マジシャン人材のいる地域に持って行けばその人材を雇用できるからだ 一般が人材を雇用できるのは盲点だった… -- 名無しさん (2015-02-28 23 25 33) プレイしてると平原地帯以外でナイトを活躍させるスキルが身につく -- 名無しさん (2015-03-02 11 38 32) ↑わかる -- 名無しさん (2021-11-16 00 05 21) 結構苦労してクリアしたんだけど あれだけ連合イベントで盛り上がっておきながら エンディングないんかい!!!!!!!って突っ込んでしまった -- 名無しさん (2021-11-16 00 20 39) 名前 コメント
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セレンADVでのみ登場する特殊陣営で、マスターはルー猫ことルーネン。腐女子パワーでアルティマイトの凄い版を召喚して暴れまわるが自滅する。 ルーネンの雇用セリフからボーイズラブが消えてしまったバージョン8では新規プレイヤーへの背景情報が足りないかもしれない -- 名無しさん (2023-11-15 01 02 11) セレンADVのコンセプトは百合なので対立陣営がBLという論理らしい -- 名無しさん (2023-11-15 11 24 59) 名前 コメント
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碑の建つ丘 オステアの街から北側の郊外にある小高い丘に、蒼いローブを纏った一人の女性が佇んでいた。 眼下には太陽に照らされ眩しく輝く海原が、復興の兆しを見せるオステアの街並みを優しく包み込むように湛えている。街並みからは、崩れた民家を建て直す職人が振るう槌の音色が遠く風に運ばれて心地よい響きを伝え、燦燦と輝く太陽の眩しさに手をかざして空を見上げれば、澄み渡った雲ひとつない青空を真っ白な鳥が弧を描いて飛んでいる。蒼いローブを身に纏う女性の目に映る景色は、彼女が長い間待ち望み、ようやっとの事で訪れた平穏な風景であった。 「先生。あれから随分と経ってしまいましたが……やっとご報告が出来ます」 小高い丘に設けられた石碑の前に立ち碑に手をつくと、ひんやりとした冷たさが石から伝わってくる。アルジュナは石碑に彫られた文字を細い指で上からなぞった。 この石碑は、先の戦乱で死亡した数多の人々が奉られたオステアの戦没者慰霊碑であった。兵士や民を問わず奉られ、台座には常に何かしらの花が添えられている。そのひとつがアルジュナが供えたストックの花で、茎先に重なり合う白い可憐な花弁が黒色の石碑によく映えていた。やや年月を経て苔に覆われだした台座の周りに、花の香りに誘われた蝶がひらひらと舞う。その何気ない動きに心の安らぎを覚え、以前は目深に被るほどにぶかぶかであった師から譲り受けた帽子を脱ぐと、それを石碑の前へと静かに置いた。長く伸びた金色の髪が風に吹かれてなびく。 「あの日、先生達が突然いなくなって、ボク大変だったんですよ。 でも、頑張りました……最初は辛かったけど、頑張って、頑張って」 ルートガルト二区でオステア国は二人の執政を同時に失った。第一執政ラファエルと、アルジュナの師でもあった第三執政ピコックの両名は、死霊に襲われたルートガルトの難民を救済するために異国の地でその命を儚く散らし、国を率いる三執政の内で最後に残されたのが第二執政のアルジュナただ一人。まだ幼さの残る年端のいかない少女が、一国の将兵を纏め上げ民を導くのにどれだけ心を砕いた事か。肩に掛かる重圧に幾度となく杖を投げそうになっては思い留まりながら、懸命に執政として駆けまわった。 「ラザムの使徒と同盟を結んだんです……イオナって人がちょっと怖かったけど。 それとグリーン・ウルスとも手を結びました。ここは可笑しな人達で怖くはなかったけど、大丈夫かなって心配が」 当時の事を思い出して、手で覆った口元からくすりと笑みが漏れる。 少女然としていた以前と違い、アルジュナはどこか大人びた風貌をみせていた。年月が流れ大人へと成長したのもあるが、多感な時期に起きた様々な経験が一層それを促がしたのかもしれない。胸の蕾は僅かではあるが膨らみを見せ、身体全体もやや丸みを帯びて開花する日を待っている。大きかった帽子はちょうどよい具合で、手足がすっぽりと隠れてしまっていたローブも格好がつき、肩口で揃えられていた髪は、いつ頃からか腰のあたりまで届くくらいに伸ばされて蒼いローブの上で踊っていた。 「魔王軍と戦って、何時の間にか魔王がいなくなって……ボク、ちゃんと死霊とも戦ったんですよ。 それから……結局、人間はいつまでもいがみ合ったままだったけれど……」 大陸は様々に入り乱れ、種族の壁や思想の壁という分ち合えない課題を残したまま、ラザムの使徒がその全域を手中に収める容となって戦乱は終息を見せた。各地の復興はラザムの使徒を盟主とした三国同盟の監視下に行われ、荒れ果てた国や街はかつての姿を取り戻しつつある。 ムクガイヤの謀叛から端を発したこの戦乱は、実に多くの種族が平等に犠牲を払う結果となり、様々な命題を含んで生き残った各々に語りかけていた。 「先生、これでよかったんですよね。 平和になったんですよね……ボク、頑張りましたよね」 杖を握る手に僅かに力が篭る。 「褒めてくれますよね……先生。 逢いたいです……先生に……逢いたい」 石碑に崩れるように身体を預けた。最期の別れの時、老いた手で優しく抱きしめ頭を撫でてくれた師の姿が目蓋の裏に甦る。 暫しそのまま石碑にもたれる様に目を閉じていたアルジュナが徐に姿勢を正した。遠くから時刻を告げる時計台の鐘の音が響いてくる。 「もう、いきますね」 頭に帽子を載せると、石碑に背を向けてゆっくりと歩き出す。風が優しくその頬を撫でた。 ふと、誰かに呼ばれた気がして後ろを振り返る。 石碑の前でピコックがアルジュナに向かい微笑みかけていた――ように感じた。 アルジュナは小さく頷くと、長く伸びた髪をなびかせて碑の建つ丘を後にした。 ピコック先生… -- 名無しさん (2012-08-04 12 02 22) アルージーュナかわいい! -- 名無しさん (2020-06-30 22 57 29) 名前 コメント
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絶望的な状況だが、グリーン・ウルスで始める限りは結構簡単。 敵のレベルが基本低いため、こちらが集中的にレベルをあげつつ、 有利イベントを発動させればほぼ無双 -- 名無しさん (2010-01-23 22 08 41) ちょwwオワン絶望的www -- 名無しさん (2010-01-24 23 06 27) シナリオを追うごとにリジャースドが暗躍して、段々と凄惨な展開に そして相変わらずのラクタイナさん S1へんたい、S3以降勇者なセレン -- 名無しさん (2010-02-02 23 02 35) なにこれ?オリジナルシナリオ? -- 名無しさん (2021-11-17 00 45 51) 名前 コメント
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死霊術師ラクタイナを追い詰めたリューネ=パーサ連合軍であったが、リューネ騎士団総長のアルティナと大都督スヴェステェンが伏兵にかかり戦死したことで、勝利を目前にして戦闘の停止を余儀なくされる。 首脳部の判断により騎士団司馬のセレンに全権を委ねられる事となったが、追放者の家系出身である彼女に対する反発は激しく、騎士団内に不和が生じ始めていた。 そんな最中、旧ルートガルト第三軍の強襲によって本拠のリュッセル城が陥落し、更に穹廬奴の再起によって連絡路も絶たれ、騎士団は未だかつてない危機を迎える。 果たして、セレンはこの逆境に打ち克つことができるのであろうか? 以前書いたものを改訂 -- 執筆者 (2010-10-22 02 43 32) 名前 コメント
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セレンのお勉強 パーサの森に特設された陣屋。そこで、青竜の騎士は分厚い本の山を前に頬杖つき、 そのうちの一冊を汚いものでも触るように恐る恐る開き、覗き込む。 セレン「うう……これ、古代エルフ語かなんか?」 アーシャ「ちゃんとリュッセルの公用語で描かれていますよ」 今日の教師役はアーシャであった。この本の山を用意したのも彼女である。 セレン「いや、でも冗談だよね? これ全部消化するの?」 アーシャ「アルティナ様ならばこのくらい半日で読破していましたよ」 セレン「う…わかった。やってみる」 青竜の騎士は巨大な敵に挑んだ。結果は…惨敗。 セレン「もうだめぇ~。わけわかんない」 アーシャ「もう、仕方ありませんね。では、私がレクチャーしてさしあげます」 セレン「うん、それなら多少はラクができるかも」 白い神官は黒い木でできた板に白墨を走らせ、教鞭で、左上の文字を指し示す。 アーシャ「まず、君主としての心構えからです。セレン。君主にとって一番大事なのはなんですか?」 セレン「理想です! そしてアルティナ様の理想こそ至上! ああアルティナさまあああああーーー!!」 条件反射のように、白墨が飛んできて、セレンの眉間にビシッとヒットする。 セレン「あうっ」 アーシャ「そうですね。高き理想もまた大事です。でも、まず大事なのは民に安寧をもたらすことです」 セレン「大丈夫! アルティナ様の理想は、全ての民に安寧をもたらします! あああるティナあうっ!」 本日二本目。 アーシャ「話を進めます。民に安寧をもたらすにはどうすればよいか? それは、国を豊かにすること、 不義を働かないこと、そしてなにより、戦争をしないことです」 セレン「またはじまったよ、これだから聖職者は」 無言のまま白い神官は威圧する視線を飛ばす。青の竜騎士は、何処吹く風というようにそれをかわす。 アーシャ「あなた、今、私がアルティナ様の行動を否定したことに気づきましたか?」 セレン「なんですって! それは許せない! 撤回しなさいっ! さもなくば…」 生徒が火竜剣に手をかけるのを見て、アーシャは満足したような表情になり、 アーシャ「セレン。その剣はどこで手に入れましたか?」 セレン「これは、父様から譲り受けた剣……だったらいいんだけど、騎士団から支給されました」 アーシャ「では、騎士団に剣を送り届けるのは誰ですか?」 セレン「リュッセルの鍛冶屋さん?」 アーシャ「そうです。そして、彼らが無事に鍛冶仕事をするために、リュッセルの地を誰かが守らなくてはなりません。 今はそれをガルダーム殿が担っておいでです。火竜剣を作るためには、良質な鉱物を採掘しなくてなりません。 食料、飛竜の調達と運搬、街道の整備、その他にも、様々な人の助けがなくては、 騎士団は戦争することもままらないのです」 セレン「そ、そんなことわかってます!」 アーシャ「ですが、そんな私たちを支えてくれる人々のほとんどは、戦争をすることを嫌っています」 セレン「そうなの?」 教鞭を持つ手を下げ、やれやれといったふうにため息を吐きながら白い神官は一呼吸つき、次の言葉を発する。 アーシャ「いいですか? セレン。全ての人があなたやアルティナ様のような恵まれた存在ではないのです。 ほとんどの人間は自分の限界を知り、戦や病に怯えながら社会の歯車として懸命に働き、人知れず死んでいきます。 彼らにとって重要なのは日々の糧と身の安全です。彼らは戦争は嫌なのです。戦争ともなれば、税は重くなり、労働の量も増え、 危険に晒され、疲弊します。アルティナ様は彼らの感情に働きかけつつも、善政を行い、 民に戦争に参加させる気運と戦争継続できるだけの国力を維持してこられました。ですが、彼女はもういません」 セレン「……」 アーシャ「結論から言うと、理想だけでは人はついて来ません。寄るべきところであるリュッセルの地を 流賊や悪魔に奪われれば、騎士団は崩壊します。リュッセルに残された人々は、そもそも 戦争自体が嫌なのです。あなたには政治の才はない。そして、さらに、アルティナ様ほどのカリスマもない。 既に有事であるゆえ致し方なしとも言えますが、それでもあなたには戦火を広げないように努める義務があります」 セレン「でも、パーサを解放すれば…」 アーシャ「確かに、それは騎士団の名声を高める一因にはなるでしょう。ですが、戦争の勝利と同意義ではありません。 既に、大いなる力の半数が破壊され、四海の諸侯はその力が世界を滅ぼす脅威としては眉唾物であると見ています」 セレン「そうなの?」 アーシャ「そうです。私たちはリュッセルの民と土地を守る義務を負っています。そして、私たちにリュッセルを見捨ててまで パーサを救う義理はない。恐らく、このままでは戦力が不足して、ガルダーム殿のみではリュッセルは守りきれないでしょう。 こういった理由から、私は都督代に撤退を進言いたします」 セレン「却下」 アーシャ「なぜですか?」 セレン「だって、アルティナ様がパーサ解放するって言ってたし」 アーシャ「では、あなたは、アルティナ様がこのままリュッセルを見捨てるとお思いですか?」 セレン「だって…そんなこと言ったって……」 青の竜騎士は帽子を目深にかぶりうつむく。 アーシャ「今日はここまでにしましょう。アルティナ様の理想に近づきたいのならば、それ相応の 素養を身につけてください。リューネの将兵はあなたに期待しています。では……」 白い神官は恭しく礼をして去っていった。セレンは虚空を仰ぐ。 セレン「アルティナ様……わたしじゃ、アルティナ様の代わりにはなれないの?」 頑張れ、セレン。 -- 名無しさん (2012-08-04 11 14 36) ↑ ありがとう、頑張る -- 名無しさん (2022-01-15 01 26 15) 名前 コメント
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1人ぼっちの女の子、友達探しに荒地へ行った$ ポイトライトのまねっこをして、爆弾作って100人増えた$ 101人の女の子、暑さを凌ぎに雪国行った$ ポートニックと鬼ごっこして、風に飛ばされ10人減った$ 91人の女の子、喉が渇いてお沼へ行った$ イオードさんと隠れんぼして、弓矢に射たれて20人減った$ 71人の女の子、暇を潰しに樹海へ行った$ ローニトークとかけっこをして、大爆発して30減った$ 41人の女の子、お祈りをしに教会行った$ イオナと一緒に天使を眺め、光になって40減った$ 1人ぼっちの女の子、寂しくなって王都へ行った$ トライトⅤ世の後を追いかけ、そして誰もいなくなった なんとなく言葉遊びみたいな列伝もたまにはいいかなと。 ちょっと文章展開に無理があるけど。 行末のは改行記号。元ネタはもちろんマザーグース -- 投稿者 (2010-03-31 09 00 26) ローニトーク(´・ω・) カワイソス -- 名無しさん (2010-03-31 09 25 03) 明らかに浮き過ぎ -- 名無しさん (2010-03-31 10 11 17) なんで投稿しようと思ったのか理解に苦しむ -- 名無しさん (2010-03-31 10 28 47) ・言葉遊びにしたいならちゃんと韻を踏むべし ・他の人材との関連性は最低限に留めるべし ・文章展開に無理があるなら投稿を見送るべし ・始めから誰かの校正や修正案に頼るような他力本願な考えは捨てるべし。甘ったれるな -- 名無しさん (2010-03-31 18 05 38) まぁ別に雑談で良いレベルだと思うけど 気軽に書き込めない雰囲気を醸し出すのはちょっと -- 名無しさん (2010-03-31 18 43 25) 仮にもこうして公共のスペースに公開する作品なんだから、相応の責任は持つべきじゃないか? -- 名無しさん (2010-03-31 20 09 03) 新しい事へのチャレンジは評価するす。 標題が「人材メモ」とかならなぁ。「列伝」であるのが厳しい。 -- 名無しさん (2010-03-31 20 34 40) たて読み取り入れるの面白いね -- 名無しさん (2010-03-31 22 22 27) 新しい試みだし、面白い。 最初に『彼女については次のようなわらべ歌が残っている』とか 最後に『~後世に伝わる子守唄より~』とか入れたら、列伝として通用しそうな気がする。 後世のまともな資料には残りそうにない存在だし、歌だけ残っているとかありそう。 -- 名無しさん (2010-04-02 07 25 54) ちなみに、ゲーム画面には列伝とは表示されないので、実質、人材メモでもいいんじゃないかと思う。 -- 名無しさん (2010-04-02 08 01 42) 新しい試みではあるが、いかんせん実力が伴っていないのが悲しい現実 アイディアだけで投稿すんなよなマジで -- 名無しさん (2010-04-02 10 20 33) でもまぁななあしさんが採用しなければゲームには反映されない訳だし、ここで試みてみるのは良いんじゃまいか? -- 名無しさん (2010-04-02 10 45 26) あくまで妄想投稿所なんだからそこまで厳しく非難しなくてもいいんでね? 採用するかしないかはななあしさん次第だし マトモな作品以外は排除とかいう排他的な考えは慎むべき 大体この作品に限らずネタ系の列伝だってあるわけですしおすし -- 名無しさん (2010-08-27 23 31 44) ↑ 本当にそう 暴言みたいなコメントが多すぎ -- 名無しさん (2023-10-30 12 35 48) 名前 コメント
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ダンジョンの実装 任意のシナリオのscenario構造体にdungeon = onとするとメニューウィンドウに「探索」ボタンが出ます。 spot構造体にdungeon = (ダンジョン構造体の識別子)を記述するとその領地で指定ダンジョンに入れるようになります。 デフォルト状態では敵を全て倒すと出口が現れる仕様となってます。 open=onにすると始めから出口がでます。又はイベント関数でopenGoal()とできます。 コンテンツ name = (文字列) ダンジョンの名前 max = (数値) 最大フロア。最大フロアをクリアするとダンジョンクリアとなる。 move_speed = (数値) 百分率で指定します。戦場シーンとの速度比率を設定します。 move_speed = 200 とすると全ユニットの移動速度が2倍になります。 prefix = (文字列) フロア数の接頭辞です。デフォルトは「B」です。 suffix = (文字列) フロア数の接尾辞です。デフォルトは「階」です。 lv_adjust = (数値) 実際のフロア数にこの数値を足したものが表示フロア数となります。 コンテンツ2 各データに@数値の接尾辞を付けるとフロア別に設定できます。接尾辞が無いと全フロアの設定となります。 name = (文字列) フロアの名前を設定できます。 (例)name@1 = 聖地の入口 open = (on/off) 省略時はoffです。敵を全員倒すと出口が現れます。 onにすると始めから出口が出ます。 limit = (数値) 制限時間 bgm = (文字列) BGM volume = (数値) 音量(1~100) blind = (0~256) 省略時は0です。視界制限が無効です。 数値は視界外の暗闇の透明度です。255で真っ暗になります。 256にすると真っ暗でオートマッピングモードになります。ミニマップで一度通った所がずっと表示されます。 base_level = (数値) モンスターレベルの底上げ数値 color = (手前方向[0~7], 手前色相, 奥色相, 手前α値[0~255], 奥α値[0~255], 濃度[1~100]) ダンジョンに陰影をつけます。 この用法はデフォシナのdungeon.datを御参照ください。 迷路の設定(mapファイルの直接指定) map = (文字列) mapファイルを直接指定します。 スタート地点、ゴール地点、宝箱、モンスターはmapファイルに直接配置します。 スタート地点、ゴール地点、宝箱はobject構造体で定義し、 MapMakerでその構造体名チップをmapファイルに配置します。 迷路の設定(自動生成) 各データに@数値の接尾辞を付けるとフロア別に設定できます。接尾辞が無いと全フロアの設定となります。 floor = (文字列) 床のfield構造体を指定します。 wall = (文字列) 壁のobject構造体を指定します。 start = (文字列) スタート地点のobject構造体を指定します。 goal = (文字列) 出口地点のobject構造体を指定します。 monster = (文字列*数値, 文字列, ‥) 登場モンスター monster_num = (数値) 上記のmonsterで列挙した中から登場させる数です。ランダム出現になります。 省略時は0ですが、0だと全部を登場させる事になります。 box = (文字列) 宝箱の外見を示すobject構造体を指定します。 item = (文字列, 文字列, ‥) 宝箱の中のアイテム skill構造体の識別子だと取得スキルとなります。 先頭に@を付けるとアイテムウィンドウにストックされます。 (例)@a_sword unit構造体、class構造体の識別子だと所属勢力に追加されるユニットとなります。 文字列が数値だと獲得資金となります。 item_num = (数値) 上記のitemで列挙した中から登場させる数です。ランダム出現になります。 省略時は0ですが、0だと全部を登場させる事になります。 item_text = (on/off) 省略時はonです。 onだと宝箱にカーソルを合わせると中味が表示されます。offだとされません。 home = (横サイズ, 縦サイズ, 通路の間隔, 擬似乱数のシード値) 迷路の自動生成に影響します。 通路の間隔はマス目(32ドット×32ドット)単位で指定します。 ステージの横サイズは、通路の間隔×横サイズとなります。 同じく縦サイズは、通路の間隔×縦サイズとなります。 (例)home = 20, 30, 6 だとステージサイズは横120マス縦180マスとなる。 最大面積は約5万マスです。それ以上広くすると強制終了します。 擬似乱数のシード値は(-2億~+2億)の任意値を指定します。 数値によって迷路が変化しますので相応しい迷路が出るまで適当に数値を弄ってみてください。 0 にすると完全ランダムとなりプレイ毎に迷路が変化します。 ray = (通過限度, 1way, 2way, 3way) 迷路の自動生成に影響します。これについては適当に数値を弄ってみて御確認ください。 迷路はモグラ法で作成してます。 通過限度を増やすと広い空間が増えます。 1wayを増やすと長い通路が増えます。 2wayを増やすとT字路が増えます。 3wayを増やすと十字路が増えます。 .
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「いい温泉日和だ」 まだ若干の肌寒さが残る春先の陽気と、背後から差し迫る殺気を受けながら、ルーゼル様、ドラスティーナ、そして私パルスザンの三人はお湯につかっていた。 そしてその私らに殺気立った目線を向けるのはリューネの竜騎士セレン、アルティナ、スヴェステェンの三人である。もうひとり、精霊術師のガルダーム殿も入っていたが、そちらの方はあまりこちらには気を止めていない様子だった。 交戦中の二大勢力の首脳同士が偶然とは言え同じ湯に浸かる。状況はかなり緊迫していたがお湯の方はなかなかの名湯で連日の疲れの方が抜け出るような心地がする、これもまた人間観察のノートに書いておこうと関係のないことを考えていると、ドラスティーナがいつものように余計な軽口を叩く。 「ちょっとぬるいのだわ」 悪かった状況がさらに悪化し、緊迫した雰囲気になる。竜騎士どもの目線がさらに険しくなる。 思えばそうだ、リューネ騎士団の陣営を偵察した帰りにドラスティーナがリグナム火山にある天然秘湯に入りたいのだわなどと言い出した。私は反対し、ルーゼル様は好きにしろと丸投げする。もといドラスティーナ一人を地上に降り立たせるわけにはいかず全員で入ってみればこともあろうにリューネの首脳部と鉢合わせだ。 いったい誰のせいだと思っているのだと言ってやりたかったがそれはお湯の中で言うにとどめておくことにする。 「まぁまぁ、そう言いなされますな」 そういって近寄ってきた男を私は知っている、その名をガルダーム、リューネの術師だとか。術師殿は手に酒を持っていた。一緒に飲もうということだろうか。 「が、ガルダーム殿……気をつけられた方が」 そう言って声を荒らげている若い竜騎士は確かスヴェステェンだ。 「そうですよ、食べられても知りませんからね」 胸から下にタオルを巻いて入浴している若い女竜騎士――――総長のアルティナも心配そうに私とガルダームを交互に見ていた。その目を見てこの若い総長は冗談ではなく本気で私がガルダーム殿を食べないか心配しているらしいことに気が付く。 「痛み入ります」 別に誤解を解く気はないが私はガルダームの手から盃を受け取り感謝の気持ちを述べ、いただきますと言ってからそれを飲み干す。 「せっかく参ったのです、どうぞゆっくり羽をのばしていってください」 「そうさせてもらうのだわ」 そういってドラスティーナが慣用句だとも知らず、文字通り羽をんんー、などと言いながら腕と一緒にのばしていた。やめてくれ、こっちが恥ずかしい。セレンなどは、顔は見えないが明らかに笑いをこらえてるじゃないか。「くっ、くっ」などと言って肩が震えている。 それにいま気がついたのだが、セレン殿やアルティナ殿はタオルで身を隠しているのに対し、ドラスティーナは恥も外聞もなく素っ裸になって風呂に入っている。見ろ!スヴェステェン殿が、こちらの様子を警戒したいのに直視出来なくて困ってるじゃないか!逆にセレン殿やアルティナ殿はドラスティーナの胸を凝視している。さんざん凝視したあと、二人で何かこそこそと話していたが、しまいにはほぼ同じタイミングで肩を落としていた。あまり深くは探らないほうがよさそうだ。 だが、このガルダームという男、話してみるとなかなか気さくな男であった。 「まさかリューネ騎士団の方とお会いすることになるとは思いもしませんでした」 「まぁ、そのことはお湯に流しましょう」 「むぷっ」 このジョークにドラスティーナが吹き出した。構わず続ける。 「我々を召喚した男が王都で権力を振るっているようですね。何か聞き及んでおりますか?」 「あぁ、ルートガルトの「婿が嫌」とかいう」 「ムクガイヤです」 これにドラスティーナが温泉の水面をバンバン叩いて爆笑していた。お湯があたりに飛び散り、セレン殿やアルティナ殿は冷めた目線をガルダームに向けている。ひょっとしていつものことなのだろうか。 「私が知っていることで魔王軍の軍師殿が知らないことがあるとは思えませんが」 「まぁそれもそうなのですが」 「それともルートガルトの戦況がおぼつかないと言えば、我々よりもルートガルトとの先頭に力を入れてくださいますかな?」 濃い湯気の中からガルダーム殿が語りかけてくる。賢そうな目だ。これより先強敵になるのは間違いないだろう。 私が湯気の中で物思いにふけるのを邪魔するようにルーゼル様がお湯から上がる。ルーゼル様もタオルなど巻いている訳もなくアルティナ殿やセレン殿が耳を赤くして横を向いた。 「上がる」 「た、タオルくらい付けておいてくださいよ。魔王軍の方々は全く……」 「ん」 さして申し訳なさそうにするわけでもなくルーゼルが後ろを向く、そのあとをドラスティーナがついていき今度はスヴェステェン殿が横を向く番であった。 「シャルロットも残念だわね、パルスザンとお風呂に入れなくて」 この言葉には返事をせず私も風呂を上がった。 「なかなかいい風呂だ、また来よう」 「賛成なのだわ」 「……」 ルーゼル様のその言葉の意味を尋ねたりはしない。当然今度は我が領地とした時に入りに来るということだろう。 そのときは……、シャルロットも連れてこよう。私はそう思った。 ~おまけ~ 「わ、私はいかないぞ!」 「オーティ、別にそんな恥ずかしがらなくても」 「い、いや、恥ずかしいとかじゃないんだ。断じて恥ずかしいというわけじゃ」 「じゃ、なんだと言うんだい」 「いや、色々とワケがあるというか……、いや、恥ずかしくないというわけではないんだ。相手がスヴェステェンだけなら全然構わないのだがっ!」 「おまえは何を言っているんだ」 SS投稿は久々になるなぁ -- 名無しさん (2014-03-02 23 43 13) オーティこそ至高 -- 名無しさん (2023-08-17 09 18 54) 名前 コメント